火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

火車/宮部みゆき(新潮文庫)
[暫定評価:S]
昨日の出張の行きで第61魔法分隊4を読み終わってしまった後、読む本を
持ってきていなかったことを思い出し(活字中毒者は次に読む本がないことに気がつくと
何故あれほど狼狽するのだろうか・・・(苦笑))羽田の第二ターミナル内の丸善で急遽仕入れた本でしたが、*1

超大当たりでした。
宮部みゆきさんは今までなんとなく(特に理由なく)避けていたのですが
今度からはもうちょっと読まなきゃな・・・と反省しきり。
ほんの少しのきっかけから徐々に明かされていくさまざまな謎解きとか、
物凄く丁寧なストーリーテリングとか、諸々の要素があるんだけれど
ぐだぐだ説明するのが蛇足に感じるほどです。面白い本が読みたいならとりあえずこれを読め!
といっておきます。だってオレが説明すればするほど面白さから遠ざかっていくんだもの・・・_| ̄|○



つーことで、昔買ったままほったらかしだった、「レベル7(ISBN:4101369127)」を
読もうと思っています・・・・・って何処行ったかな?

*1:しかし第二ターミナル内の丸善には、ライトノベルと呼ばれる類の本はほとんど売っていませんでした(辛うじてソノラマが一冊あった)。棚一面を埋めるぐらいアダルト文庫の類は置いてあるのに・・・