読了2〓
- 作者: 七飯宏隆,巳島ヒロシ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/02
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (90件) を見る
[暫定評価:B2+]
ことしの電撃大賞受賞作です。
前半は結構退屈で、入りの箇所が某秋山氏の鉄コミュニケイションの焼き直しにしか思えず、
このまま最後までいったらどうしよう・・・って感じでしたが
後半は一応、それなりに独自色をだして収束した印象です。
ただ、イルカの生体脳を使ったコンピュータが狂うっていうのは
まぁいいんですが、正常→異常→正常 の変化の論理がイマイチ納得できなくて
読みながら「この程度で狂ったり元に戻ったりするんなら、
それ以前に試験稼動すらできないのでは?」とか思ったり・・・・
幽霊たちの出現の根拠も、最後に何故いなくなったのか、の説明もないし
その他細かいところに不満もあります。それでもそこそこ楽しめたので
とりあえず次作に期待は持てるかと・・・・