読了〓

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

塩の街―wish on my precious (電撃文庫)

塩の街-wish on my presious/有川浩(電撃文庫)
[暫定評価:A]
買ってからしばらくほったらかしでしたが、今頃手をつけてみました。
ある日世界中に隕石が落下したその日から世界は一変した。
原因不明の塩害が世界を飲み込もうとしているとき、
日本の片隅に一人の男と一人の少女が共に暮らしていた。
静かに暮らしていた二人の側を通り過ぎる人たち。
その通り過ぎた後に残った波紋が、二人を否応なく
運命の渦に巻き込んでいく・・・・
最後の方は完全に恋愛方向へ話しを収束していってますね。
あれも、これもとすべてを書こうとしなかったのは正解かも?
世界を救うとか愛は勝つだのとかそんなことどうでもいい、
ただお互いがそこにいなければ、そんな世界なんて終わったってかまわない・・・
しかし後半のF14の描写とか結構リアルでびっくり。
ハードカバーででている「空の中」とかでもリアルな戦闘機描写が
あるとか聞いていましたが、結構ミリタリー関係に詳しいのでしょうか?(笑