思ったほど盛り上がらず

銀盤カレイドスコープ vol.8 コズミック・プログラム:Big time again! (銀盤カレイドスコープ) (スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープvol.8/海原零(スーパーダッシュ文庫)



銀盤カレイドスコープvol.9/海原零(スーパーダッシュ文庫)
[8,9 両方とも、評価：B2+]


銀盤カレイドスコープもこの二冊で最後となりました。
作者も最後の最後に色々とネタを駆使して話を盛り上げようと
苦心した跡が見受けられますが、読んでいるときも、こうやって
二冊読み終えたあとでも、なにか満たされないというか、収まりが悪いというか
「もっと他の終わり方があったんじゃないか？」という気持ちが
沸々と湧き上がってきてどうにも気持ちが悪いです。


あと、メインの伏線は回収できていますが、
細かい伏線というか前振りの箇所が回収できていない
特にタズサ以外のサブキャラ達についての行動などが・・・
あとがきにも気になることが書いてあったりするので、
これは外伝っぽい本が出るってことですかね？
あくまでも推測ですが・・・・。