今までよりもさらに2割り増しで重い

紅〜ギロチン〜/片山憲太郎(スーパーダッシュ文庫)
[評価:A]
紅シリーズの二作目。「電波的な彼女」と共通の世界観を有していますが、
いままでよりもさらに重めでした。読み終ってからもちょっと胃もたれ気味
な感じです。
でも、このざっくりとした読後感がこの作者の持ち味だよなぁ。
紫とのロマンス(!)もこのシリーズのポイントの一つですが、真九郎の紫への
思いが父性愛で収まるのか、それともロリコンの十字架を背負いながらも
愛へ昇華するのか、今後も目が離せません(嘘)