PC Watch::多和田新也のニューアイテム診断室 DirectX 10世代GPU「NVIDIA GeForce 8800」

いよいよDirectX10世代GPUnVidiaから登場しました。
来年の夏ごろに4年ぶりにPCを新調する予定なので、いろいろと興味は尽きないのですが、
ベンチマーク結果よりも次の文章にぶっとびました

 最後にワットチェッカーによるシステム全体の消費電力の比較を行なっておこう。<中略>

 結果を見ると、GeForce 8800 GTX/GTSとも、ビデオカード1枚でもピーク時に300Wを超えてしまっており、消費電力が大きいと言われてきたRadeon X1950 XTXと同等になっている。GeForce 8800 GTSRadeon X1950 XTXより若干少ないが、それでも十分、消費電力が大きいと言えるレベルだ。

 GeForce 8800 GTXのSLIでは500Wを超えるという衝撃的な結果となった。ただし、GeForce 8800 GTSのSLIはグラフでCrossFireを上回っているが、CrossFire環境のマザーボードは30Wほど消費電力が小さいことが以前の記事で分かっている。

 また、GeForce 8800両製品は、アイドル時でも消費電力が大きいのも気になる点だ。これは対GeForce 7900 GTXで比較すると分かりやすい。GeForce 7900 GTXのSLIはピーク時こそGeForce 8800両製品よりも消費電力が大きいが、アイドル時は同程度までに抑制できている。この、常に消費電力が大きいという点はGeForce 8800両製品にとっては確実にウィークポイントといえる点であろう。

ビデオボードだけで今使っているPCの消費電力をオーバーするんですが・・・(苦笑)
ちょっと考えちゃうなぁ。少なくともこの世代のGPUはいまのTSMCの90nmプロセスの次、0.65nmになって
消費電力がもうちょっと落ちてくれないと買えないなぁ・・・。